原点にもどることの大切さ~整理収納フェスティバル2020より~

整理収納

今年も残り2か月ちょっと。今年に入ってすぐに「コロナ」という見えない敵が世の中をうろうろ…。

今までの当たり前が当たり前じゃなくなり、できなくなることばかりに目がいきます。

しかし先日、やっと数年前からの願いが叶いました!

それは、毎年東京で開催されるハウスキーピング協会主催の「整理収納フェスティバル2020」に参加できたことです!

コロナ禍ということで今年はオンライン開催!地方に住む私は東京までの交通費や宿泊費、それにかかる時間を考えるとずっと躊躇してきたことです。

しかし、今回は自宅に居ながら、澤代表理事の基調講演やアドバイザーの先輩方のお話、色々なトークセッションなど、盛りだくさんの内容を視聴することができて本当に幸せな時間でした!

家族に視聴したい時間帯を伝えると、その間は静かにしていてくれたり、「家事手伝うからね」と娘が声をかけてくれたり…本当に感謝です!

この今回のフェス参加、正直迷っていました。

自分は「整理収納アドバイザー」として活動したい!でもどう進んでいけばいいのかわからない…。悩んでいたし、自信を無くしていたから。

今の自分にちゃんと響くんだろうか、いろんなことを吸収する力が弱まっているんじゃないか…そう感じていました。

でも、ハウスキーピング協会の澤代表理事の基調講演を聴いて、自分の「原点」に戻れたという感覚がすごくありました。

私が2級を受講して、1級を受講して、学びを深めたいと思った「原点」がそこにはありました。

やっぱり今の時代、SNSの影響がすごいです。キラキラした世界を見せてくれているんだけど、それが今の自分にとっては悩みの種になるし、自信を無くす元にもなっています。

現実はもっともっと0地点。むしろマイナスかもしれない。でも、「ほら!」って見せられている世界は100ほど遠い地点…。

私は、「今」を「よりよく」していくためのプロセスを作っていくのが整理収納アドバイザーとしての役割だと思っています。だから自分自身がキラキラした世界から下を見下ろしてはいけない。

むしろ、地下からぐぐぅ~って持ち上げて、足元(現実)を感じてもらえるような、そんな「底力のあるアドバイザー」でいなくちゃいけないんだなと感じました。(すみません、語彙力が無さすぎで…)


娘がハマっている小説に出てくるおふだ?らしきもの。まさに「現実」を突き付けられた気分。リアルすぎます(笑)


今回のフェスで、私が特に心を打たれた講演は初日に行われたトークセッション。

「整理収納でブルーオーシャンのその先へ」

・パネラー
橋田 一秀氏
(株式会社ペライチ 代表取締役社長)

澤 一良
(ハウスキーピング協会 代表理事)
日比谷尚武氏
(Sansan株式会社 『Eight』エバンジェリスト kipples代表)
・モデレーター
大村 信夫氏
(片付けパパ/片付け部長/パラレルキャリア研究家)

YouTubeでライブ配信でしたので、期間中に3回は観ました(笑)

モデレーターの大村氏のやさしい口調も素敵でしたし、それぞれのトップの方のリアルな想いやメッセージに「大丈夫!」と力強く背中を押された感じがしました。

 

「キャリアをもっと使っていく。使っていないキャリアをもっと使う。」

 

そんな言葉も印象的でした。

人は生きている限り、キャリアはどんどん積み重なっていくし、その中でもやっぱり整理して使っていないものを使ってあげることって大事だなと改めて感じました。

人生にムダはない。過去の積み重ねで今がある。埋もれている「大切なモノ」はないかな?ちょっと立ち止まって、自分を振り返るきっかけになりました。

本当に楽しかった2日間。ちゃんと吸収できる自分でよかった~(笑)

来年もオンライン開催であればうれしいです。そして、たくさんの方に「整理収納」のいいところが届くといいなと思います。

では、今日も笑顔で~♪