ただ目の前のことを黙々と。~時間を味方につけてラク習慣へ~

日々のこと

すっかり季節が変わって、風の冷たさを感じます。それもそのはず、立山にうっすらと雪が積もってる!

富山にきて12年目。同じ北陸でも、金沢より風の冷たさを感じます。

最近は、ブログの更新や整理収納の仕事を進めるぞ~という意気込みより、いろんな本を読んだり、家の掃除に没頭したり、日々を心地よく暮らすことや、自分自身を見つめなおす充電期間のような毎日です。

自営業である主人の手伝いをしたり、小学生の娘の成長を見守れる環境にいるということに感謝です。

整理収納にかかわる仕事をしたいという気持ちは今も変わりありません。ただ、今年の2月、コロナで世の中が激変。ちょうど私が動き出そうとした時でした。

このブログでもその時の思いを書いていますが、やっぱりちゃんと前へ進んでいる人は進んでいるんですよね。オンラインや発信することで、このコロナ禍を味方につけて前へ前へと進んでいらっしゃいます。

そんな時、「私も!」と波に乗ろうかと考えた時もありました。

でも「今、一番大切なことはなんだろう…」と思った時、今の私なら自営業で頑張っている主人の手伝いができる。休校中の娘の面倒を見ることができる。

「あぁ~今、自分ができることはここにちゃんとあるな」と思ったら、自分が波に乗るのは「今」じゃないんだなと…。

10月、少しずつ人との交流が増えてきて、私の気持ちも動いています。

この充電期間中に自分が変わったこと。

それは「ただ目の前のことを黙々とやる」。どんなことでも、ただ黙々と。

今まで、22時ぎりぎりまで家事をして「終わった~」とゴールするようにベットに入る生活リズムだったのに、この黙々とやることによって、なんと21時に余裕でゴールできるように!!!!!

こんなルールでやろうとか、この家事とこの家事を組み合わせて…とか自分の中でごちゃごちゃとしながら、これで動けるはずだ!と思っていたけど、そんなごちゃごちゃした仕組みは全部やめました。

「ただやる」それに尽きます。

動く、行動する。そして習慣にしてしまう!

ごみが落ちていたら拾って捨てる。そんなシンプルな答え。

面倒くさいをなくすより、面倒くさいと感じる前に動く。

22時コースの時は順番にキッチン片づけ→お風呂→マスク洗い→ドライヤーで髪を乾かす→軽く掃除機かける→掃除機のついでに1階のトイレのタオルを回収→トレイのついでに玄関の靴揃える→洗濯機の予約…と続きます(汗)

この「ついで」がくせ者で、私は「ついで」が自分がラクになる魔法のような気で今までいました(笑)

でも「ついでにやる」より「すぐやる」方が断然ラクです。

動作をセットで覚えると、一つの動作が遅れるともう一つの動作も遅れます。または遅れたと同時に焦って忘れます…。

やったか、やってないかを忘れることも…。でも、パッと見て「すぐやる」と認識していれば何も考えなくても体はかってに動いてくれます。

手順をたくさん踏んでよ~いドン!でやるより、マスク洗いはつけ置き10分かかるけど、干すのは1分もかからないなということが分かっていれば、1分なんてどんなすきま時間でもできます。

この思考の切り替えができたのは、いつも無意識に過ぎている「時間」を「意識」してみたからです。


『トキ・サポ 時っ感タイマー』で30分家事スタート!

朝の30分間で家事をやろう!と時間を計って、ただただ没頭して、できるだけの家事をやってみました。その時、大切なのは「家事だけに集中する」ということです。

テレビや音楽は消して、ただ目の前の家事に没頭してやってみます。

すると、自分が思っているよりひとつひとつの家事が時間がかからないことに気づきます。そして家事をするための時間と割り切っているので、集中して取り組めます。(この集中力についてはまだまだお話したいことがたくさん!)

1日24時間。誰でも平等な時間を、どう意識して過ごすか…。

時間に縛られたくない、自由でいたい。前まではそんな思いがありました。

でも時間は有限。メリハリをつけて過ごせば、もっと自由な特別な時間を過ごせるんだと気づきました。

「すぐやる」ことで生まれる、その後の何もない、ふわ~とした時間は格別ですよ!

このサイト名は、「暮らし」と「時間」という、私が一番大切にしているワードを盛り込んでいます。今回、改めて自分自身が「暮らし」と「時間」に向き合って、本当の意味でこのネーミングにして良かったと感じました。

これからも読んでくださる皆さんの、それぞれの「暮らしの時間」を考えるきっかけになれば幸いです。

では、今日も笑顔で!