すっかり季節が変わったなと感じる今日この頃。気持ちのいい天気が続きます。
今日は、今年の2月頃から始めた「おてつだいちょきん」について振り返りたいと思います。
娘が幼稚園の頃から少しずつ考えていた「子どものおこづかい」。娘が小学生にあがってだんだん計算する力がついてきたことから、今がチャンス!と思ってやってみました。
「おてだい1回につき5円」のおこづかいルール
1回、5円?!って思うかもしれませが、おてつだいの項目がいくつかあります。
買い物の時に荷物をもつ、リサイクルゴミを捨てる、料理の時にごはんをよそう、食べ終わった食器を片づける…などなど。
1か月やってみた結果、だいたい1000円ちょっとまでいきました。1日に30円から40円ぐらいになります。7歳の娘にとっては十分なおこづかいです。
私がこのやり方でやってみようと思った理由は、娘に少しでも「お金の価値を知ってほしい」と思ったから。そしてもうひとつは、娘の「ママのおてつだいをしたい!」という気持ちを大切にしたいと思ったからです。
小さい時から、とにかくママのため、ママを助けてあげたいという気持ちが強い娘。ありがたいことです。どうしてそこまで気持ちが強いのだろうと一度、聞いたことがあります。
すると、「ママの笑顔が好きだから」と答えてくれました。
ママも笑顔になって自分もうれしい気持ちになれる「おてつだいちょきん」、娘はやる気満々です。
我が家の「おてつだいちょきん」の作り方を紹介!
この作り方を書きながら、知らないうちに色々なことを「整理」していたことに気が付きました。モノコトはやっぱり「整理」が一番大事ですね。それでは、どうぞ~。
*「おてつだいちょきんひょう」の作り方*
- まず日頃、ママがやっている家事をすべて書き出します。(見えない家事も)
- その中から大人しかできないこと、子どもでもできることでわけます。そして子どもでもできることを「おてつだいちょきん・きにゅうひょう」にかいもの、りょうり、かたづけ、そうじなどの項目にわけて書きます。
- 日付欄と、できたら〇をつける欄をつくって出来上がりです。
①安心して任せられること ②ひとりだとちょっと心配なこと ③これから教えていきたいこと
この3つを考えて分けてみると親側の気持ちもラクです。最初は①から、次に親と一緒にやって②、③と少しずつ項目を増やしてあげてもいいかもしれません。最初からハードルをあげてしまうと「できないこと」が続いて挫折することも。
*「おてつだいちょきんひょう」の使い方*
- 1日にできたところに〇をつけて1回5円で計算して一番下に合計を書きます。→計算力つきます!
- 子どもが自分でこれもできると思うお手伝いがあればプラスしてあげてください。→やる気UP!
- 原則、記入はその日の夜ですが、翌日の9時までならOKとしています。→自己責任として(笑)
*「おてつだいちょきん」を続けてみた効果は?*
- 親の気分でおこづかいを渡すことがなくなった
- いつのまにかお金を使ってる…という「いつのまにか」がなくなった
- あくまで子どもが管理するので、おこづかいが少なくても文句を言わない
- ご飯をよそう時にどれぐらいが適量なのか判断がつくようになった(自分はしゃもじ1、ママは2、パパは3って決まってるみたいです)
- リサイクルゴミは何も言わなくても分別して捨てるようになった
他にもいろいろありますが、何といっても「ママはいつも大変なんだね」と言ってくれたこと!(笑)
今では、記入しない日もあります。それでも毎日、欠かさずおてつだいをしてくれています。今となってはおこづかいに関係なく「習慣化」されてきたことがたくさん!自然と大切なことが身についてきたことは大きな効果です。
おてつだいに失敗した時はポジティブな声かけで!
子どものおてつだいに失敗はつきものです。失敗した時もちょっと見方を変えてポジティブに声をかけてあげるようにしています。
以前、娘が台所でおてつだいをしてくれた時のことです。調味料を合わせているときに、あやまって床に調味料をこぼしてしまいました。娘はちょっとショックを受けていました。おてつだいのつもりがママに迷惑をかけてしまったと思ったみたいです。
私はその時、娘にこう言いました。
「最近、床拭いてなかったしちょうどいいわ~」と。
子どもはわざと失敗してるわけではありません。おそらく「どうしよう~」とパニック状態です。
私はそんな時、「ちゃんと掃除しろよ~」ってことだなと思って床を拭いています(笑)
怒らなくていい場面で怒らなくていいように。私がいつも心がけていることです。
今後は娘の成長を見ながら、おてつだいの項目を追加したり、やり方を変えながら子どもの「おこづかい」を考えていこうと思います。一人で出来ることがどんどん増えていくこれから。おてつだいをしながら「暮らしのこと」が自然と身についていけばいいなと思います。
では、今日も笑顔で!