こんにちは。最近はまた少し涼しい日が続いていますが、夏本番まであと少しですね。
夏といえば娘の誕生日です。もう8年経つのかと思うと、娘の急成長にも納得です。
「どうやったらこんなふうに育つんですか?」
「この子の成長が楽しみだね。」
「どんなふうにこれから育つのか見てみたい!」
娘のエピソードを友人や知り合いに話すとこんな言葉をかけられることがよくあります。私も親ながら「この子はどんな子になるんだろう?」ってワクワクしながら育てています。
「どんなふうに育ててるんですか?」とよく聞かれますが、正直一度もちゃんと答えれたことがありません(笑)
でも、最近娘がトマトを育てている様子からある気づきがあり、私の「子育て」を掘り下げるきっかけになりました。
今日は、そんな娘のトマトを育てる様子から感じた「わたしの子育て」についてお話したいと思います。
愛情をかけてトマトを育てる娘
5月の初め、学校からの課題で野菜の苗を植えるというものがありました。娘が選んだのは黄色のフルーツトマト。
近くのホームセンターで慎重に苗を選び、手順のとおりに植えてお水をたっぷりあげます。娘は「大きく育ってね~」「かわいいね~」と愛情たっぷりに声をかけました。
それから毎日、天候を気にしながらトマトを観察。水やりも必ず自分であげます。
ちょんちょんと触っては、「ちょっと大きくなったんじゃない?」「えらいね~」と、ひたすら話しかけていました。
しばらくすると黄色の花が咲いて実がなって、どんどん成長していきました。
「また大きくなった?あんたえらいね~」と、またほめる(笑)この繰り返しの日々が続きました。
私は少し不思議でした。今まで家庭菜園とかいいなぁと思ってやってみたものの、枯れてしまうこともしばしば。娘のトマトのように生き生きと成長する姿を一度もみたことがありませんでした。
この違いはなんだ??
生きているものが『生き生き』とそだつわけ
なぜ?と思うと頭の中がフル回転!さっそく野菜の育て方の違いを掘り下げてみました。
私の場合
- ただ水をあげている→忘れる日もある
- 肥料を足せば育つと思っている→これさえあげればOKだと思っている
- ダメになったら仕方ないかと最初からあきらめモード→そもそも自分には不向き?
娘の場合
- 声をかけながら水をあげている→愛情をもって大切に育てている
- 天候によって置き場所を変えている→常に気にかけている
- たくさん育てておいし~いトマトをたくさん食べたい!→これからの収穫が楽しみ!
ここでふっと気づいたこと・・・。
当たり前だけど、野菜や植物はしゃべることもないし、喜怒哀楽もないけど、ちゃんと生きてるし、人間と同じように愛情をもって声をかけて、大切に育ててあげることによって、生き生きと成長するもの⁈
私は、「面白そうだしちょっとやってみようかな♪」的な感じで、そもそも「生きている」ものを育てるという感覚が備わっていなかったのかも…。(自分にがっかり)
そりゃあ、野菜も植物もへなちょこになるはず・・・。
ここまで状況を掘り下げて考えた時に、娘がトマトを育てている様子が何かと似ている…そうです。私の子育て!
今までの子育てのいろんな場面がつながり、娘の成長ぶりにも納得しました(笑)
子どもが生き生きとそだつ「わたしの子育て」
~娘が赤ちゃんの頃に私がしていたこと~
- 常に大人と話すように娘に話しかける(当然、返事をすることはありませんが…)
- 「これかわいいよね~」とか「こっちの方が好き?」など、会話を楽しむ
- 絵本の読み聞かせより、いろんな歌を歌う(言葉やリズムを覚えてくれればいいなという思いから)
- 自分が楽しんでいる姿を見せる(意識はしていませんでしたが、常に一緒にいるのでそうなる…)
この中でもやっぱり思いを口に出して、話しかけてあげることは一番大切だと思います。
声をかけて大切に育てているトマトが、それに答えるかのように生き生きと成長する様子は、私達親子と一緒だなと感じました(笑)
今まで、娘の成長にはびっくりすることばかり。夫とも「これはどっちにも似てないよねぇ…」と話すこともしばしば。それぐらい親の想像以上の成長を見せてくれる娘。
あぁ~、だからこの子はこんなふうに生き生きと育ったのか…と、またまたストンと腑に落ちた瞬間でした(笑)
生命力を感じるこそだてはパワーをもらえる!
生後1か月。小さいあしが懐かしい…。
今回、娘がトマトを育てる様子から、今までの自分の子育てを掘り下げるきっかけになりました。
ただ育てることと、愛情をこめて育てることの違い…。野菜の育て方でもよくわかると思いますが、子育てでも同じことが言えるのだと改めて感じました。
「生命力」のあるモノを育てるって自分の想像以上のエネルギーを感じることができるんだなって、すごく自分自身がパワーをもらってることに気づかされます。
今の子育てが数年後、子どもの「心の栄養」になっていることを忘れずに、これからも楽しんで子育てをしていこうと思います。
では、今日も笑顔で!