休校期間中に一生懸命、お世話しているミニトマトに小さい実がなりました。毎日様子を見て観察している娘、日々の楽しみがまたひとつ増えました。
今週から分散登校が始まります。楽しみな気持ちと心配な気持ちが入り混じっている娘。これからはひとりひとりの心がけが大切になってきます。登校前にしっかりと感染予防のお約束をして送り出したいと思います。
今日は、「整理収納」の「収納」の部分についてお話したいと思います。自分達にちょうどいい「収納」はどうやって作られるのか考えるきっかけになればいいなと思います。
あこがれ収納で暮らしは快適になる?
「収納」というワードはインスタや雑誌などで本当にたくさんの情報があふれています。モノトーンのすっきりした収納やうまく「見せる収納」をされている方もたくさんいらっしゃいます。
この収納いいな~と思っても、それはその人のその家の「収納」にすぎません。
実際に自分の家でやってみてもなんかしっくりこない…維持できない…そしてまた違う収納方法をインスタや雑誌などで探してやってみる、というループにはまっていくのではないかと思います。
「収納」とはなにか、そもそも考えてみる必要があります。言葉の意味としては「使いやすい状態にすること」というのが正解です。
これは誰が「使いやすい状態」と言っているのか、それはそこに住まう自分や家族です。
自分や家族が使いやすい状態にしていくことが大切です。
例えば、最近よく見かけますが、白いファイルボックスにカテゴリーごとにまとめてすっきり並べる方法。見た目もきれいで気持ちがいいと思います。
じゃあ、そこに住まう人が使いやすいかどうか…。そこに住まう人によって感じ方が違うということです。
住まう人に合わした「オリジナルな収納」を!
これは我が家の実例です。まず、私から!
調味料やストック食材などの収納方法について。これらは詰め替えて収納するモノと、そのまま収納しているモノがあります。
詰め替えるモノは、フルグラが代表的。これにはちゃんとした理由があります。基本的に夫がほぼ毎日食べているモノです。
袋に入った状態と詰め替えた状態。皆さん、どう思われますか?
袋に入った状態は中身が見えません。ということは残量が分かりづらいということです。その結果どうなるか。
私は買い忘れます・・・。
私は切れたものや無くなりそうなモノを冷蔵庫横のホワイトボードに書いて管理しています。家族みんなが書けるように「なくなったものは書いてね」と伝言付きで。
しかし、無くなりそうになっても私以外誰も書きません。この状態を打破するためにはやっぱり詰め替えが必要!
毎日のちょっとした減り具合が分かってきて、半分以下になってきたらホワイトボートに書くという流れができてきました。
私は「視覚的」に収納を考えていくことで、この忘れっぽい性格をカバーしています(笑)
ちなみに、詰め替える容器は無印良品の「冷蔵庫用米保存容器 約2㎏用」を使っています。ドアポケットに入るスリムサイズです。私が使っているものは何年か前のモノで現在は仕様が少し違うみたいです。
似ている商品としてはこちら。
お米を保存する容器なので計量カップが付いています。フルグラの裏面にも書いてありますが、カップ1杯で1食分みたいなので食べすぎ防止にもなるかなと思っています。
逆に詰め替えないモノ…それは「みりん」や「しょうゆ」などの調味料です。
同じものを買っているのですが、やっぱりスーパーに行くとたくさんの種類に迷うことがあります。子供に取ってきてもらたりとお願いすることもあります。これもやっぱり「視覚的」に意識させたいモノとしてパッケージのまま収納しています。
調味料自体はシステムキッチンに収納していますが、上から見てわかるようにマステでラベルを貼っています。無くなったら新しいキャップに貼りかえるのでマステが便利です。3人家族の我が家ではこのぐらいのサイズが「新鮮さ」をたもつのにちょうどいいサイズです。
「視覚化」して自然と暮らしになじむように
2番手は夫です!
夫は引き出しやファイルボックスがずら~っと並んでいるのを見ると、ゾッとするそうです(笑)全部開けないと自分の探しているものが見つからないと思うらしいです・・・。
「ラベルが貼ってあっても本当にあるのかないのか、自分の目で確認しないとわからないから」と言います。なかなかです…。
なので!私がやってみたことはこちら。
- 半透明の収納用品を使う
- ハーフサイズのファイルボックスなど、すべてを隠さない収納用品を使う
- ラベルに頼らず、ゾーニングをしっかりとして場所を定位置化させる
- 自然と視覚に入るようによく使うモノの近くに、「ここにあるよ~」っていう「知っていてほしい」ものを配置する
以前、階段下の収納の記事をアップしました。
その時に、夫が使うそうじきが収納してあったのですが、その後ろ側に「知っていてほしい」ストック用品や掃除用品を配置しています。
トイレットペーパーやティッシュペーパーなど、私だけが補充したり取りに行ったりがないように、夫も子供も自然と目につくようにゾーニングと視覚化を組み合わせました。
ちょっとしたことですが、そこに住まう人に合わせて収納を考えることは、「暮らしやすさ」につながる大切なことです。
私が考える収納とは、「自分を知ること、家族を知ること」。これにつきます。自分や家族のことを知ったうえで、よりすっきりと自分の好みにあった収納を作り上げていくことが、自分達の暮らしに合った「収納」だと思います。
自分の好みだけの収納はどうしても「ひとりよがり」になってしまって家族からクレームがくることがあります。以前は我が家でもよくありました。少しずつ見直して、家族が自然となじんでくれる収納を見つけていくといいですよね。私も奮闘中です(笑)
皆さんもぜひ、「自分や家族のことをよく知ること」、そして「苦手なことをカバーしてくれる収納」を考えてみてください。「暮らしやすさ」が実感できると思いますよ。
では、今日も笑顔で!