こんにちは、整理収納アドバイザーあきです。
桜が満開を迎えますが、日に日に不安なニュースが現実味を帯びてきて、外出するのも怖いなと感じます。
こんな時だからこそ「今」を大切に、ちょっと先の未来のためにやれることは何かを考えて行動したいものです。
「今」がこの先の未来を変えていく
とうとう富山県にもコロナ感染者が出てしまいました。若い子達には、もっともっと考えて行動してほしい、そう感じた一週間でした。
私は1週間前、朝の家事をしながら「もしも」を考えました。
もし自分が隔離される状態になったら?
家族が重症化したら?
怖いですが、いろんなパターンを考えました。そして娘に残したい言葉を書いておかなきゃと、頭の中で考えていたら
最後にたどり着いたのは、
「ママは〇〇ちゃんとパパと3人で暮らせて、毎日がとっても幸せだったな。」
そう感じた瞬間、お米を研ぎながら涙がどばぁーと溢れました。
私はこの何気なく過ぎている毎日が「幸せ」だったんだと…。
もしかしたら、いつかやってくるかもしれない最悪の事態の直前まで、3人で過ごしていれるんだって思ったら、「今」をいつも通りに楽しく過ごすことが何より大切な時間なんだ…と感じました。
どうしてもニュースを見ると、話題が暗くなってマイナスに考えてしまいます。
子供に対しても強く当たってしまうこともあると思います。
この事態は災害などのように、どこか一部の地域に起こった出来事ではなく、一人ひとりの身に起こりうる出来事です。自分の身を自分で守らなくてはいけません。
そして災害は、いつどこで起こるのかわからないし、ましてや自分のところにくるなんて…そんなふうに思ってしまうと思います。
しかし、今の状態は違います。コロナは明らかに近くで起こっていて、来るか来ないかわからないものではありません。だったら「今なら」できることがぜったいあると思います。
災害だったら防災リュックや備蓄など準備している方がいるように、今できることをやっていきましょう!
- 自分や家族が入っている生命保険を確認して、保険証券などをまとめておく。
- 母子手帳や健康保険証、診察券などを一か所にまとめておく。
- 緊急の連絡先を一覧にしておく。
- 住宅ローンなど、ローン明細がわかるようにまとめておく。
- お金の流れがわかるようにしておく。
頻繁に出し入れが必要な書類ではないので、何の時に必要な書類か目的ごとにポケットファイルを分けて保管することにしました。
普段、自分だけがわかっているようなことを家族がわかるようにしておくこと。
大事です。暮らしがママだけで回っていては、もしものときに困るのは家族です。
同じ屋根の下で暮らしている家族をもっと頼って、共有していくことが自分を家族を助けることになります。
ぜひ、これからの未来のために今できることをやっていきましょう!
今回、もうひとつ考えさせられたこと…。
それは以前から親子の間で話題になっていた「形見」について。
私が片づけをしていて母からもらった指輪やおばあちゃんからもらったスカーフなどを「形見なんだよ~」って説明してたら、なぜか自分も「形見」がほしいという娘。
「ママの形見は何がいいかなぁ」と私が目の前にいるのに考え込む娘…。
私:「形見は何がいいかねぇ?」
娘:「わたしにとっては…ママの写真かな。」
あぁ…「写真」って忘れたくない人をずっと心の中にしまっておけるモノなんだなぁと感じたひと言でした。
この自宅にいる貴重な時間に普段なかなか手がつけれない書類や写真などの整理など、ぜひやってみてくださいね。
では、今日も笑顔で!