『犬と暮らす』我が家の奮闘記♪

日々のこと

こんにちは、富山の整理収納アドバイザー植木あきです。
秋晴れで気持ちがいい季節になってきましたね。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?移り変わる季節のスピードと同じぐらい我が家の愛犬ノアもグッと成長しましたよ。今回は10月に2歳を迎える我が家のアイドル、愛犬ノアの成長記録とともに初めて犬を飼った我が家の奮闘記を綴りたいと思います✨

飼い始めて知った色々な問題

お迎えしたのは生後2か月のパピヨン。初めて見た時は犬種も知りませんでした。ただ他の犬とは違う、ちょっとさみしげで人のような顔立ちが印象的でした。子犬の時は毛がふさふさで本当にコロコロとした可愛さ。これがパピヨン=蝶々のような耳の犬なのか?と成長した姿の想像がまったくつきませんでした。

初対面の時、まったく吠えませんでした

犬を飼うことが初めての我が家は最初から戸惑うことばかりで、1年目は本当に悩みがつきない💦そんな感じでした。当時、よく見られた行動としては…

  • トイレシートをかみちぎる
  • 夜中3時間~4時間おきにトイレ
  • 落ちているものを何でも食べようとする
  • フェンスをかじる
  • ペット用ベットをかじる
  • 警戒心が強い
  • 抱っこしようとしてもにげまわる
  • よく吠える(高い声で)

今思えば、初めて会う人やお家は怖くて不安だったんだろうなぁ…と、私たちの行動に反省するばかりです。当時、特に頭を悩ませた問題、飼ってみて初めて分かったこと、心境の変化など色々まとめてみました。

かじる問題

何でもかじるノア。値段がお手頃でカバーがついていないトイレトレーを買いましたが、あまりにペットシートをかみちぎるので、即買い替えになりました😭見た目にもスッキリしたデザインでカバーもカチッと音がしてしまるので外れることもありません。でも、少しでもトレイシートの端っこがはみ出ていたら即噛みです💦

トイレシートはかじってダメにすることが多かったので、色々検討した結果、コスモスのオリジナルブランドのものを採用!使い切り、180枚入りで998円。2歳の今では1カ月もつかなぁ~というところです。

その他にもサークルのフェンスをかじって塗装をはがす、ペットベッドの端っこをかじって綿をとりだす、キャリーの出入り口をかじって扉が閉まらなくなる…などなど。おもちゃをあげても、執着が強すぎてなかなかやめませんでした💦

目がこわすぎる💦

2歳の今は…おもちゃをかじってますが、「おしまいする?」と聞くとパッと離せるようになりました。「おしまい」→「フードを2つもらえる」という流れを覚えたので、おしまいも嬉しいようです(笑)

においの問題

ペットを室内で飼うとおしっこの臭いが気になります。ノアは外ではしないので、基本はリビング内。今では鼻も慣れてきたのかもしれませんが、当時は何度も気持ち悪くなってしまいました。動物慣れをしていないこともあると思いますが、ペットフードなどのにおいも「無理~💦」と思っていましたね😓

そこで、我が家はクエン酸水を使って消臭しています。粉のクエン酸小さじ1にお水を200ml加えてよく振って完成。入れ物はセリアで買ったような…。調べてみるとクエン酸水はペットが舐めても安全らしく採用!
こちらもコスパがいいのでトイレを失敗して汚してしまった時も気にせず使えました。

私の寝不足問題

我が家に来た時から夜中に何度も鳴いて起こされました。飼い始めて2か月ほど経ったとき、私の寝不足がピークに。子育ての授乳をしていた時と同じぐらい身体はクタクタになり、このままでは仕事に行くとか無理なのでは?と感じるぐらい現実についていけない自分がいました。

そこで色々と調べて富山にある「動物管理センター」へ相談に行くことにしました。

基本的なことですがきちんと教わりました。

相談員の方と1時間ほど話している間、キャリーの中でおとなしくしていたノア。担当の方にも「おりこうですね」と言われ、たくさんなでてもらって嬉しそうでした。そこで言われたことが私と主人にとって、その後の行動を大きく変えたんだなと思います。

「できることが当たり前だと思わないでください。できたらたくさんほめてください。老犬になっても、トイレがちゃんとできたらおおげさなぐらいほめてあげてくださいね。」

なんとなく子育てと似ている…。きっとノアは永遠の1歳児なのかもしれないと感じました。でも子どもは自分でトイレにいけるようになるし、成長すると何でも自分でできるようになるけど、ノアはこの先、自分でトイレの始末をしてくれる人がいないとダメで、ご飯を出してくれる人がいないとダメで…。

「家族みんなで協力してノアを育てないと一緒に暮らすことは難しいんだ…」、それに改めて気づいた時に家族みんなの行動が変わったし、ノアを思う気持ちも変わったような気がしました。

夜中は私が担当でしたが、主人と交代制でお世話をすることになって、少しずつ身体が回復していきました。寝不足だと常にイライラした精神状態で、ノアや家族にイライラをぶつけてしまいそうで…。それがなくなってちゃんと「大好きだよー」と伝えることができるようになりました。

なにかとかかるお金の問題

ノアはメスなので時期がきたら避妊手術をしようと思っていました。7カ月頃を予定していましたがが、病院が空いておらず、結局9カ月の時に1泊泊まりで手術を受けてきました。(手術と検査で5万程💦)

さすがに家に戻ってきた時は、痛さなのかじっとしたまま動かず。散歩も5日後ぐらいから再開しました。ちょっと不思議だったのが手術後に、手術前のトラウマ?的なことは忘れているようでした(笑)

現在は病院に通うことはほとんどなくノニダニのお薬をもらいにいくぐらいになりましたが、毎年、混合ワクチンと狂犬病のワクチンを打たなくていけないということを2年目で知り、(しかも動物病院で話しかけられたおじいちゃんに教えてもらいました💦)一緒に暮らすって大変なことなんだ…とまたまた実感。

その他にも1カ月に1回はシャンプーとデンタル、爪切りなどこまごまとケアをしに行っています。
ペット用おもちゃも、よく遊ぶのはロープですが、100均のだとすぐに食いちぎられます💦少し値段は上がるけどちゃんとしたやつだとだいぶ長持ちします。

なにかと費用がかかった1年目は正直、本当にきつかったです。
我が家は子どもは一人ですが、犬を飼うと責任もお金も本当に子ども一人分増えます。分かっていたとはいえ本当にきつい時もあります。でも、お金で買えないモノをたくさんノアからもらっていると感じています😌

抜け毛の問題

これはある程度飼う前から想定はしていたのですが、想像をはるかに超えましたね。パピヨンという犬種は5か月~すこしずつ子犬の頃のふさふさの毛が抜け始めます。7カ月頃には「ヤギ期」と呼ばれる毛がほとんどない状態に💦

その時期に限らず、飼い始めてからいつのまにかたまる毛とホコリが一緒なったグレーの塊。。。
何度もコロコロで毛を取りますが、追いつきません💦
結局、散歩に出ている間に掃除機をかける、ノアがご飯を食べている間(1日3回)にワイパーをかける、ソファのクッションを直すときにコロコロをする、などなど。何かの行動と合わせて掃除をするようにしました。

今までは掃除するぞーとやっていたのが、自然と手が動くという無意識状態になりました(笑)

災害時の問題

これは、2024年1月に起きた能登半島地震の時。お正月は自宅で過ごしていた我が家。ソファでのんびりしていた時に地震警報がなり富山県も大きな揺れを感じました。

私はその瞬間、ノアを抱きしめて「大丈夫だよー」と声をかけましたが、ノアはその警報の音、地震の揺れにガタガタと震えていました。その後、自宅で避難することになりましたが、色々と考えさせられることがありました。

避難所に一緒に避難するって大変じゃない?ペットを受け入れてくれる避難所って富山にあるの?などなど。これは犬を飼う前には、考えたこともなかったことでした。おそらく避難所があったとしてもノアだけが別の場所とかになるときっと不安な日々になるのでは?と思いました。

そんなことも言ってられない時もあるかもしれません。状況にもよりますが、避難できる場所が自宅の2階でも大丈夫ならむやみに動かないことに。常にノアの存在を意識する行動を取ろうと家族で話し合いました。

ノアの情報を「防災ファイル」に追加!

ノアへの見方が変わったきっかけ

ノアをお迎えした前と今、環境は大きく変化しました。大きな問題に直面した時は「なんで飼ったんだろう…」と途方に暮れることもしばしば。それでも乗り越えて改善していくことで結果、自然と良い方向へと向いていると感じています。

以前のようにひっそりと静かな「無音」な家ではないけど、みんながノアを囲んでまったりしている時間やノアが散歩でいない時に感じる束の間の静けさも、何気ない時間が大切に感じるようになりました。

その中でも1番、ノアへの見方が大きく変化したのは、「犬って2歳児レベルの知能があるみたいですよ」と知り合いの方から聞いた時でした。思わず2歳の頃の娘を思い出してしまいました。
「あっ、じゃあいけるかも!」と思い、そのあとからは犬だと思わず人間の2歳児だと思って色々と身振り手振りをつけながら話しかけてみました。すると、だんだんと意思疎通がとれてきて「手に負えない犬」ではなくなりました(笑)

いつの間にかスマホのカメラ目線もバッチリに。

人間と動物というお互い「生き物」としての存在を理解して、過ごしやすいように改善したり、存在自体を愛情をもって認め合えたりということは、人間だけで暮らしていたら気づきにくいところかもしれません。やっぱり動物管理センターさんの「当たり前と思わないでください」という言葉は私たち人間が暮らしていく中でも大切な言葉だなと感じます。

人と犬が共生する暮らしを

犬との暮らし、1年目の大変さは想像以上でした。悩んだり、お世話の役割分担をしたり家族でノアについてたくさん話し合いました。自然と日常生活においてノアに合わせて行動する場面が増え、人と犬が一緒に暮らすということはどうゆうことかを考えるようになりました。そして改めてしつけの大切さを感じるように。

「しつけは普段の生活や外出時・災害時において必要なんです。犬が問題行動を起こさないようにするため、人と犬が共生するために、大切なことなんですよ。」

動物管理センターの方の言葉を思い出し、常日頃が大事なのだと自分に言い聞かせてノアと向き合うようになりました。私の人生の中において、「犬との暮らし」は一生忘れられない人生の一部になります。きっと娘にとっても、主人にとっても。どんな場面においても、人と犬が共生する暮らしを目指して✨これからも家族みんなでノアを大切に育てていこうと思います😌

幸せな夢を見ていたらいいなぁ~

では、では、もっともっと笑顔な日々が増えますように~♪