こんにちは、富山の整理収納アドバイザー植木あきです。
~前回からの続きになります♪~
これから小学校生活をスタートするお子様のママに向けて、全3回で「親子で楽しく小学校生活を送れるような整理収納ポイント」をお届けしています♪
1回目は小学生準備として親がまず最初にできることとして、まず「子どもスペースはどうなってますか?」という、自分達の生活スペースから「問う」ことがスタートでした。
2回目の今日は「子どもが簡単に整理収納の練習ができるgoodアイテム」をお届けします。
1年生だからこそ、スッと整理収納の練習が自然とできてしまうgoodアイテム…実は学校が始まる頃にはみんな手にしています。
こんな身近にある物で自然と整理収納が身についていくなんて、知らない方がもったいないですよね😉読み終わった後、お子さんと一緒に見直してみてくださいね。
定位置が決まっているからわかりやすい
小学校に入学すると、必ず必要になる「ふでばこ」。
低学年のうちはパコっと開けるタイプのふでばこを使うように学校から言われていました。中学年になり、チャックがついたふでばこでもいいですよと言われるようになります。
周りの子がチャックタイプのふでばこに変わっていく中、娘は今もパコっと開けるタイプのふでばこを使っています。
パコっと開けるタイプのふでばこは、えんぴつが6本入るんですね。名前を書くマジックを入れるところや消しゴムを入れるところがあります。両面タイプのふでばこだと、定規や三角定規などを入れるフリースペースもありますよね。
当たり前でしょ?と思うかもしれませんが、えんぴつや消しゴムがサッと取れてサッと戻せるのがパコっと開けるタイプのふでばこの良さなんです✨
娘はえんぴつを5本、赤青えんぴつを1本いれているんですが、ふでばこの良さをちゃんと理解しています。
- 使った後に使った場所にきちんと戻せる
- えんぴつがなくなってもすぐに分かる
「えんぴつや赤青えんぴつの定位置が決まっていること」…これが本当に整理収納の練習になるんです。
ちなみに、チャック式のふでばこだとどうなるか…
- 中に何が入っているいるかパッと見た目だけではわからない
- テストの時もふでばこの中をガサガサと探す時間が生じる
- 必要な物を取り出した瞬間に違う物が落ちてしまう
小さなイライラ、小さなロスが出てくるのです。これでは、勉強やテストに集中できませんよね💦
1年生から「モノの定位置が決まっている」気持ちよさを感じてほしい
私は娘にえんぴつがちゃんと元の位置に戻る「気持ちよさ」を伝え続けています。そして、そのえんぴつがぴんぴんだとさらに気持ちよく勉強ができるよねと話しています。
それ以上は私も言わないので、えんぴつが丸くなっている時もありました。毎日えんぴつを削るのも疲れてくるのでしょうか。ある時、娘が自分で考えつきました。
「5本のえんぴつを日曜日に全部削って、1日1本だけを使う、そしたら5本あるから月曜から金曜は毎日ぴんぴんのえんぴつが使えるでしょ?しかもえんぴつを削るのは1回で済むんだよ!すごくない?」
はぁ~、そうやって効率的に考えるんだねぇ…。思わず笑ってしまいました💦5年生になるとそんな知恵もついてくるんですね(笑)でもちゃんと自分で考えててエライ👏
娘の小さくなったえんぴつ達を見ると、娘が学校で頑張っている姿が目に浮かびます。
1年生は色々と心配することもたくさんあると思いますが、お子さんが使っている物がお子さんの様子をちゃんと伝えてくれるはずです😌
身近にある「ふでばこ」がお子さんの整理する力を自然と身につけてくれるgoodアイテムになります。ぜひ、お気に入りのふでばこを一緒に見つけてあげてくださいね。
さて、次回は「増えるプリント類!週末すること、学期末にすること」をお届けしますね😉
では今日も笑顔でお過ごしください♪